研究室のフィールドワークに島根に行って来ました。研究のための合宿ではなく、普段見たり接することのない風景や文化、歴史に触れる旅です。
松江城とその城下には濠や小河川をはじめとして近世の都市構造が残っていましたが、車両交通との折り合いがついておらず、(歴史的景観整備が一応完了している)塩見縄手の歩行環境は決してよいものではありませんでした。勿体無い。
世界遺産の石見銀山は、キチンと予習して、ガイドさんに話を聞くことにより、中世以来のこの場所での人の営みやそれらと世界との関係がよくわかりました。最盛期には世界の銀の1/3を産出し、ポルトガル人によって明に輸出されていたとは!佐渡や生野銀山などにも行きましたが、鉱山町は興味深いです。
出雲大社は遷宮で盛り上がっていましたが、「縁結び」で売り出しすぎで少し残念でした。表参道である神門通り(小野寺康さん設計)はディテールまで工夫があって相変わらずうまいなあ、と思いました。車が来ないときには歩行者が道空間を我が物顔に使う感じはなかなか壮観です(その凄さがわかるかな)。
ある学生さんはこれらのことを「豆知識」と呼んでいましたが(それはそれでなるほどそうかもな、とは思った)、観光を楽しむ側ではなく、その環境に責任を持つ側としてどんなことを知っておくべきか、それを現地で伝えたいというのがわざわざお金のない学生を遠くまで連れて行く理由です。
個人的にはマサ土だらけの斐伊川を初めて見られてよかった。マニアックか。笑







コメント
[…] (追記3) ネットでいろいろ見ていると、法政大学景観研究室の学生さん達が島根に来られていたときの記事を見つけました。神門通りは置いておいて、塩見縄手歩道の件には激しく同意。 […]